「ネコメンタリー」という番組をよく観ている。
タイトル通り猫がでてくるドキュメンタリーで、作家さんが飼っている猫が主役。
猫を飼っている作家さんのなんと多いことか。
そして、申し訳ないのだけれども、知らない作家さんのなんと多いことか。
直木賞をとったと言われても作品もお名前も存じ上げない方たちばかり。
で、この前登場したとある作家さん。
同居の猫二匹は、もともとは彼氏の連れ子なんだそうだ。
それにしても彼女によく懐いている。
彼氏についての言及はなかったが、あまり映らなかったのだけれども若くてすごくイケメンな感じで、いったいどういう方なのか、何をしている人なんだろうと、ついつい気になっていろいろ調べちゃったんだけども彼氏については一切情報が出てこない。
気になった人は私だけではないようで、彼女の書く小説の中で男女のことが描写されるとき、それは実体験に基づいているはずだから彼氏はそのような男性なのではないか?と言っている人の記事を見つけた。

そうだよね、小説を読めば彼氏のことがわかるんじゃない?
というわけで、この本を取り寄せて読んだのだけれども、番組で見た作家さんの印象と本の内容がまるで違ってて(戦国時代末期から江戸初期の石見銀山の話!)、当然あんな彼氏のような男性は登場せず(もちろん猫も出てこない)、なんだよっ!なんてガッカリしたかといえばそうではなく、そんなヨコシマな理由で読んだにもかかわらず、すごく良かった。
簡潔な文章、的確な表現、深みのある言葉。
今まで存じ上げなくてごめんなさい、と謝りたい気分。
なので彼氏については、もういっか。











