思い出せない、覚えられない

家で仕事をしながら、観るわけでもなくTVをつけっぱなしにしておいたら、映画「レイジングブル」が。

流れるこの曲。

えっと、なんだっけ? ほら、あの曲。 ほら、あれだってば。

ゴッドファーザーでも使われたよね、この曲。

知ってるでしょ? 知ってるんだよ。 けど、なんて曲だっけ?

どうしても思い出せない。 

とうとう調べた。

「カヴァレリア・ルスティカーナ」

・・・・・。

今週末、友人と家飲みすることになって、「ワインとシャルキュトリーを持っていきます」とラインが来た。

シャルキュトリー? 何、それ? 何語? 食べ物?

調べた。

・・・・・。

何かはわかったけれども。

覚えられない、たぶん、絶対。

以前、やっとのことで覚えた(覚える必要があったのか?)「ドルゴルスレン・ダルワドルジ」(朝青龍の本名)、覚えたところで朝青龍は引退した。

・・・・・。

早起きは

5月の頃、毎朝続けていたウォーキング。

コロナ要請が解除されてまた通勤することになったのと梅雨入りしたのとで、止めちゃって、梅雨明けしても明け方からの酷暑でとても歩こうなんて気分になれなかったのだが、感染者が増えてまたリモートワークの日ができたので、先日またウォーキングに出てみた。

すっかり日が短くなって、5時では暗い。

この前、近所のコインランドリーにゾ〇ホンさんがいた。

乾燥機から洗濯物を出してたたんでいるところだった。

彼だとすぐにわかったのは、例の民族衣装を着てたから。

この近所に住んでいて、ここのコインランドリーを使ってるんだな。

こんな時間に洗濯をしてるんだな。

あの民族衣装はお出かけや営業のときだけじゃなく、普段もずっと着てるんだな。

それから、川沿いの道で、数年前に閉店してしまった町中華のマスターとすれ違った。

店を閉めたのは、中華鍋が振れなくなったから、って言ってた。チャーハン3人前とかの注文が入るとキツかったんだと思う。

このマスターの作るチャーハンが絶品で、食べられなくなったのはとても寂しいのだけれども、酔った帰りに禁断のラーメンとチャーハンをついつい食べてしまうという悪習慣がなくなったのは喜ばしくもあって複雑な思い。

いずれにしても、コロナ禍の今では、酔った帰りにチャーハンなんて夢のような話。

鳥たちがピーチク鳴いてる朝の5時台では「おはようございます!マスターのチャーハンが恋しいです!」なんて声をかけるテンションではなく、マスターの方も昨日の続きをひきづっているのかぼんやり歩いているので、黙ってすれ違った。

家はこっちの方なのかな。閉店してからずっと何してるんだろ?

そして5月の頃に出会った人たち、新聞配達の方や、犬の散歩の方、リハビリやダイエットの方、皆が変わらずにそこにいて、私が抜けてただけで早朝の時間帯はちゃんと続いてたんだな、ゾマ〇ンさんも中華のマスターも皆の日常がずっと続いてるんだな、なんて当たり前のことにちょっと感動した。

領収書が頭にくる

税理士事務所に勤めている私にとって、もっとも基本的な仕事はクライアントの領収書を会計ソフトに入力することである。

領収書やレシートは店によってさまざまで、食券のようなちっちゃなものから、A4サイズくらいデカいものがあったり、かと思えば、表彰状か?と見紛うような厚紙&重々しいものがあったり、時間経過とともにどんどん文字が薄く消えかかっていって読めね~なんてものもあり、まったくメチャクチャ、領収書業界で統一してくれないものかね? その方がファイリングだってずっとしやすいのに。

まあ、そんなことにはもう慣れた。

ここ最近、頭に来るのは消費税率が記載されていない領収書だ。

たとえばこーゆーヤツ。

消費税480円ってことは、仮に消費税率10%だったら、4800円+480円ってことになるので、5481円にはならない。

消費税率が8%であったなら、6000円+480円となるわけだから、やはり違う。

つまり、この金額から察するに、8%のものと10%のものが混じっているってことになる。

手間なので気づかなかったことにしたいのだが、税理士事務所としては、この小さな積み重ねがクライアントの納める税金にかかわってくるわけだし、それによって報酬を得ているのであるからして、丁寧な対応を求められるわけで、でも、あ~、めんどくさい、いったいどうやって計算するんだよ?

職場にいれば、若い男子に「これ、どうやるの?」と訊けるのだが、テレワークでこんな領収書にぶつかると、やり場のない怒り、すごいストレス、途方に暮れる。

たとえちゃんと計算したって違いは大したことないだろうし、そんなことに時間を費やすのは時間給で働いている私に経費をかけすぎじゃね? それは私が言うことじゃないけどさ。

だいたいお品代って何なんだよ? 名前も書いてないし。

ふーっ、心の中で悪態ついてたって、一向に解決はしない。

そんなわけで、簡単な方程式というか計算方法がないかとネットで検索してたら、やはりこのような仕事に従事する人々はこの件について頭に来ており、「消費税の内訳も書かずに領収書を発行する店は潰れてなくなれと初詣でお願いした」なんて人がいて笑った。

他にも、領収書をもらうのに「上で。品代で。」と言ったのに、実際の領収書を見たら「上様、死なないで」と書かれていた、というのを読んで涙が出るほど笑った。

笑ったら少しは腹の虫が収まったけれども、ホント、なんとかしていただきたい!って誰に訴えればよいのだ?

ちなみに計算式は見つかった。これ、会計ソフトに付帯するべき。

推理な小説

夫が北海道での仕事の際、某古本店で購入した本。

夫も私も初めて知った作家さんで、このタイトルからすると、場所は北海道・釧路、きっと重~く暗~い小説でしょ~。

初版本で美本、なのに破格のお値段。

その上、サイン入り。

本には新聞三紙の切り抜きが挟まれていた。

それぞれ新聞名と日付が記入されている。

新聞記事を読んで、出版記念で作家さんが来ている書店へわざわざ足を運んで購入して、サインをもらったのではないか?

あるいはこの作家さんとは知り合いで、新聞記事を読んで期待に胸を膨らませているところへ、贈呈本として送られてきたのであろうか?

それとも、本を読んで感動して、各新聞の書評と自分の感想を比較したのかも?

いずれの場合も、この本の持ち主だった方にとっては宝物のような本であったことに間違いない。

だけど、それならなぜ古本店に?

サインまでもらったのに、読んでみたら自分の思惑と違ったのかな?

あるいは、この方は亡くなって、子供とかが遺品の整理して処分したのかも?

はたまた、作家さんご自身のご自宅に在庫としてあって、それを売ったんだったりして?

そしたら、新聞記事を切り抜いたのも作家さんご自身? まさかね。

いろんな推理をしてみたけれども、う~ん、わかんない、謎~。

小説自体は推理小説ではないです、念のため。

駅、改築中

JRの御茶ノ水駅のホームには、橋脚の名残りなのか低いアーチが連なっていて、この駅を利用したことのある方であのアーチをくぐるとき頭をぶつけた経験のある方は少なからずおられることであろう。

御茶ノ水駅、現在、周辺の聖橋等も巻き込んで大変な工事中である。

そもそも神田川沿い。反対側は舗道のような狭い道。

ここに大型のクレーンやら資材やらを運び込んで工事をするのだから、ホントに大変だ。

聖橋から

昼間は人々が駅を利用するわけだからその流れを止めずに、旧駅舎を取り壊しつつ、新しい駅舎を作っていくわけで、その作業は遅々として進まず。

もう少し早く気づけばよかったのだけれども、そのおかげで今まで見えなかった昔の駅舎の面影が見れたりするのが面白い。

聖橋から

これからどうなっていくのかな、ちょっとワクワク。

私が御茶ノ水に通っている間に完成するかな。

そんなわけで、これから出勤するたびに、定点観測していこうかな、なんて思ってます。

ややありがとう

自粛期間中に、夫のアシスタントさんの娘さんにアニメの「アルプスの少女ハイジ」全巻を貸し出した。

幼稚園生のその娘さんは、人懐こくて元気はつらつ、とってもかわいい。

一度、その娘さんが通う幼稚園の隣のクラスの子供のママが、コロナのクラスターの出た劇場に行ったとかで、まったく見ず知らずの遠くの人なのに、私まで自宅待機になりそうになって、幸いその方が陰性だったので難をまぬがれたのだが、まったくコロナときたらどこからどうやってくるのかわかったものではない。

で。

その娘さんから、お礼の手紙を頂いた。

とっても素敵な大判の絵葉書。自分で書いたのかな?

平仮名とカタカナが混じった文章で、幼稚園児にしては大変しっかりしている文字。

「ハイじ カしテ クレテ ヤヤ アアリガトウ ♡」

ヤヤアリガトウとはどゆことかな?

私の呼び方

コロナ禍にもかかわらず、ちょいちょい会う友人家族。

その10歳の息子とすごく仲良くなった。

何度もひとりで我が家に泊まりに来ては、遊んで帰る。

ときには連泊までする。

友人夫妻はもう私たちのことを第二の親として認定しているのだけれど、問題は呼び方。

夫のことは苗字で呼ぶのだが、私のことを呼ぶ適当な言葉が見つからないらしい。

ニックネームで呼ぶのは恥ずかしい、オバチャンと呼んだら怒られるかも、と思っているのかもしれない。

一度「ねぇ、ねぇ、何歳?」と訊かれたことがあって、「35歳」と答えたのだが、いくら子供でもハナから信じていないようで、実際の私の歳を考えると、この少年の田舎のおばあちゃんよりは一回り以上若く、この少年の母親よりは10歳くらい年上で、なんとも中途半端な立ち位置。

じゃあ、おばあちゃんとおかあさんを足して2で割って、おばかさん・・・?

確かに私はおばかさんだけども、おばかさんと呼ばれるのはちょっと・・・。

少年がAC/DCファンで、ついつい買ってしまったTシャツ。

親バカ?おばかバカ?

コロナ警察

ジムのロッカールームでいつも会う元気なオバサマが、この前、「こんにちは」と声を出さずに口だけ動かして近づいてきた。

私は普通に「こんにちは!」と言うと、いつもなら天気の話だのなんだかんだと話しかけてくるのだが、その日はそれっきり黙っている。

「あ、あれ? 何かあったんですか・・・?」

そう訊ねると、小声で「怒られたのよ、コロナ警察に」という返事。

「コロナ警察~!? なんですか、それ?」

「しーっ! 私たち、おしゃべりするでしょ? それがダメなんだって」

「・・・そうなんだ」

確かにね、ジムがあんだけコロナ対策してるんだものね。

それにしてもコロナ警察って・・・。

BORN THIS WAY

ひと月ほど前に還暦になった夫への、バンド仲間のロック少年からイカすプレゼント。

赤の手作りT-シャツ、カメラとギターと猫のイラスト。

素敵! どうもありがとう!

いつの日か、この少年と一緒にお酒が飲める日が来るかな?

その頃、世界はどうなっているだろう?

いただきもの

今年のお盆。

私の周りの人たちは、故郷に想いを馳せながらも帰省はせずに、この暑い中じっと家で過ごしている。

田舎の方だって、ウィルスを持って来てくれるな、とは言いつつも会いたくないってワケでなし、東京にいる子供や孫を想ってくれているんだよね。

そんな想いがお届け物となって、あっちからもこっちからもご馳走を頂いて、今夏は家でふるさと祭り。

どれもこれも美味しすぎる~!

秋田を故郷にもつ友人から
スジコの海苔巻き、タコ、ホヤ、エビのせ、マジ?
亡くなった北海道の友人のご実家から
茹でても焼いても蒸しても、甘~い!
夫の実家から、最強のビールのおとも!

盆と正月が一緒に来たよう、という表現があるけれども、まさにそんな感じ。

で、私の故郷からは・・・。

コロナ禍で、施設にいる母にもうずっと会いに行けなくて、人生初?母に手紙を書いた。

「一言でいいから何か書いて送って返して」と、私宛の返信用のハガキも同封した。

そしたら、施設のスタッフの方が近影の写真まで貼り付けてくれて、返送してくれた。

母は利き手の右手が使えなくなってしまったため左手で書いたのだろうけれども、それもずいぶん上手になって、スタッフの方たちはこちらが思う以上にコロナ対策で大変なんだろうな、頭の下がる思いとともに目と鼻の奥がちょっとジ~ンと熱くなった。

いろんな想いが交錯するコロナ禍の夏。