素敵な名前

職場でとあるクライアントの何百人もの従業員の年末調整。

この会社は新しくて、従業員も若い世代ばかり。

ひとりひとり書類をチェック、ひとりひとりのデータを入力。

私はそうやってプリントされた紙をあいうえお順に分けるという簡単な作業をしていたのだが、苗字はともかく、素敵なファーストネームがたくさんあるのにびっくり。

私の世代によくある「子」や「美」なんて付く名前はひとつもない。

この字をこう読ませるのか~、なんて名付け親の苦心とセンスがうかがえて、驚いてしまった。

私に子供がいたらどんな名前を付けたかなぁ、なんてしばし空想の世界に。

一緒に作業をしていた女子に「素敵な名前が多いわね~」というと「優しいですね。私なんて、入力しながら『キラキラネームなんてつけるんじゃね~!読めねんだよ!』って悪態ついちゃいましたよ~」なんて言ってた。

確かに読めないわよね~。入力しづらいよね~。

漢字とフリガナを別々に入力しなきゃならないしね~。手間だね~。めんどくさいね~。

だけど、キラキラネームを付けられた世代がもう大人になったんだなぁ。

この世代は自分の子供にどんな名前を付けるのかな。

いずれにしても、お疲れ様でした~。

ジムと図書館

久しぶりに図書館へ行った。

児童書コーナーで井上ひさしの子供向けの憲法の本を読んで、大事なことをあらためて心に刻み、それから友人お薦めの本を借りてきた。

別の友人が薦めてくれた韓国の他の作家さんの本の予約も入れて、ここ最近はすっかり韓流ブームだなぁ。

図書館を出てから、並びにあるジムに寄ってひと泳ぎ。

サウナでボーっとして、すっきり、さっぱり。

夫以外に誰とも会わず、誰とも話さない日が続いて、こんなに長く続くとは思ってもみなかったけど、でも図書館とジムがあればなんとか乗り切れるんじゃないかな、乗り切れたらいいな、いやいや乗り切らなくちゃ!

図書館の入口に「本を読む猫」

ドラえもん? 違うよね~。前からあったっけ? 

味玉

ヒマなので、チャーシューを作ってみた。

すごく簡単。そして美味しい。

残りの汁がもったいない。どうしよう? そうだ、味玉を作ろう。

理想の味玉は、黄身がトロトロ、白身はツルンとしたうすい醤油色。

まずはゆで卵。何分くらい茹でたらいいの?

黄身をトロトロにするために茹で時間を少なめにしたら、これじゃあ温泉卵じゃん。

もうちょっと長めに茹でてみたけど、白身が柔らか過ぎて、殻がきれいにむけない~。(泣)

茹で時間をさらに長めにしたら、きれいにむけるけれども、それじゃあただの固ゆで卵じゃん。

だいたい、水から茹でた方がいいのか? 沸騰してから卵を入れた方がいいのか?

何度もやり直したけれども、自分の納得できる美しい味玉はできず。

ただただ、チャーシュー汁のなかに、デコボコのゆで卵が増えるばかり。

もういい。

そうして、しばらく味玉失敗作入りのお弁当が続いたのであった。

薬の飲み方

昨年の健康診断でコレステロール値がかなり高くなって、かかりつけ医に薬を飲むかどうかの選択を迫られた。

ネットであれこれ調べてみると、コレステロール値なんて加齢とともに上がるのが普通なので問題ないとか、高くてもHDLとLDLの差が少なければOKとか、食べ物を気をつければ何とかなるとか、かと思えば、コレステロールはサイレントキラー、ほっておくと気づかぬうちに致命的なことになるとか、薬を飲んで好きなもの食べた方がストレスが溜まらない、コレステロールよりストレスの方が怖いとか、様々な記事があふれていて、さんざん迷った挙句、薬を飲むという決断をした。

一日一錠、夜、食後。

これなら簡単だ。 と、思っていた。

4週間分の処方箋を持って薬局で待っている間、カウンターの周りに薬の飲み忘れ予防グッズみたいなものがたくさん並んでいるのに気が付いた。

日付と仕切りのついたプラスチックのケースとか、ポケットのついているカレンダーみたいなものとか。

それぞれが巨大。文字もデカい。

へぇ~? こんなことをしないと、薬を飲み忘れちゃったりするワケ? 

なんて思って、心の中でせせら笑った。

だけども。

ちゃんと飲めない。

夕食後というのがネックのようで、ダラダラとお酒を飲んでたりすると、そのまま寝ちゃったり、朝起きて、昨夜は薬飲んだっけ? なんて飲んだかどうかも覚えてなくて、毎日薬の数を数えるハメに陥っている。

余っているのがわかり、あ~、やっぱり飲んでなかったんだな、なんて思っていたら、いつのまにか足りなくなってて、あれ? じゃあ、飲んでないと思ってまた飲んで、つまり2錠飲んだ日があるんだな、なんて思っていたら、今度はちょうど数が合ってて、じゃあ、最初から数え間違えてただけでちゃんと飲んでいたのかも? なんて思っていたら・・・、ということが繰り返されて我ながら呆れる。

こんなのに入れてみたけれども、「今日って何曜日だっけ?」という心配も出てきて、結構なストレス、やっぱり薬は止めた方がいいのかも。

こんな飲み方をしてたら、逆に身体に悪そう。

っていうか、私、コレステロールより別の心配をした方がいいのでは?

理不尽

仕事始めの全体ミーティング。

コロナ陽性者がどんどん増えて、緊急事態宣言が出されそうという日。

繁忙期ではあるけれども、廃業するクライアントもちらほら出始めて、展望はあまり明るくはない。

ミーティングのあとで、所長に会議室に呼ばれた。

私も還暦超えたし、人件費削減という意味では真っ先に私だよね~、とうとう勇退を迫られるのかも?

「突然だけど・・・」

「はい・・・」

「今月から時給を50円アップしますね、少しで悪いけど」

「は? な、なんでですか?」

「いつも頑張ってくれてるから。これからもよろしく」

「はぁ・・・。ありがとうございます」

あら、うれしい。

なんか拍子抜けしちゃったな。なんなんだよ、急に?

でもまあ、昇給に文句は言わないよ。

翌日。

緊急事態宣言で出社7割減を目標ということだけれども、申し訳ないけれども、5月くらいまで出勤日を増やしてもらえまいか? と打診された。

昇給の話の後に厳しい要請。

頭の中でソロバンをはじく。

50円アップということは、一日6時間労働の私としては、6x5=30、え? 一日3千円アップ?

あれ? 違うな。なんだよ、300円かぁ~。一桁違っちゃったよ。

だけど、もはや断り辛い。

なんかうまく騙されちゃったような気がするな~。 

そうして出勤した連休明け。

半分がテレワークでオフィスはガラガラ。

窓を開けっぱなしにして、感染リスクはかなり低い。ちょっと寒いけど、これなら大丈夫かな。

クライアントから給付金やら確定申告やらの相談で電話がジャンジャンかかってきて、テレワークのスタッフにつなげるのがものすごく面倒。

あ~、疲れた~。

そして私の一日の中で最も感染リスクが高いと思われる帰りの電車。

近くに立っていた若い男性3人、大声で連休に遊びに行った話をしていて、その上「雪がすごかったナ~」なんて言いながらクシャミ、これでもし感染なんてしちゃったら、なんかものすごく理不尽じゃね? 

言い間違えて台無し

「 今はナイフを砥ぐ時期だと思っている」

ソウルで一度お会いしたことのあるミュージシャンのこのセリフ、行きつけのバーのマスターのブログで知った。

長く続くコロナ禍で、皆がもう疲れ気味、クサリ気味。

ミュージシャンのような方たちは、もっとも大変な状況を強いられているのではないか。

なのに、こんな前向きなセリフを冷静に言えるなんて、カッコよすぎる!

あまりにカッコいいので、ちょっと使わせていただいちゃお~っと。

つい先日、職場で早速このセリフを使う場面がやってきた。

「2千人越えか~。緊急事態宣言も出るし。イヤになりますね~」

「今は包丁を研ぐ時期です!」

「へ? ステイホームで魚でも捌くんですか・・・?」

「・・・・・」 (しまった!間違えた!)

そういえば、もうずいぶん前に原発反対の話を友人とまじめにしていたとき、「パンドラの箱を開けてしまった」と言いたかったのに「玉手箱を開けてしまった」と言ってしまったことがあって「え? 何、それ? 誰かおじいさんになったの?」と言われ初めて言い間違いに気付いたのであった。

肝心なところで間違えちゃったら、もう台無し~!

整いました

正月。

温泉にも行けないし、ジムも休みだし、もちろん新年会もないし。

そうだ、銭湯へ行こう~。

近所に何かと話題の銭湯があって、ここは貸出タオルもあり、シャンプーから化粧水までも完備、銭湯に行こうと特に準備をしなくてもぶらりと立ち寄れるということもあって、地元の方だけでなく、よその町からやってくる若い人たちもたくさん。

そのせいなのか今や番台も進化をとげてキャッシュレス化が進んでおり、若い人たちはスマホをかざして無言のままスルスルと入っていく。

夫もトライしたらしいが、機械に手のひらを置いたりして、番台のオバチャンに何か言われて、焦りまくりのすったもんだ、夫の後ろには長蛇の列。

銭湯、久しぶり~。やっぱり大きなお風呂は気持ちいい。

この銭湯には名物のミルク風呂のほかに、熱々の変わり湯と水風呂があって、身体の整え方という説明表示を参考に入ってみた。

熱々といっても44度。

草津や飯坂温泉に比べたら、入れないほど熱いというわけではなく、しばしつかる。

茹ったところで水風呂。ひゃっ!ものすごく冷たい。

膝まで入って、迷ったけれども思い切って首までつかる。

つかってしまえばなんてこともなく、意外と入っていられる。

それからまた熱々湯へ。

繰り返すと、なんだか熱さも冷たさも感じなくなって、指先がジンジン、肌がピリピリしてきたけれども、上がった後は、ものすごくさっぱりして、ものすごく温まって、確かに整った気がした。

風呂上がりに商店街で飲んだ生ビールはもう格別。

あ~、贅沢~、幸せ~。

今年の正月は、ビールが美味しく飲めたらそれで良し!

大晦日

おおつごもり。今年ももうおしまい。

早かったな~。

何もしなかったせいで季節感がまったくなくなってしまって、あっという間の一年だった。

「七味五悦三会」

七つの美味しかったもの、五つの楽しかったこと、三つの嬉しい出会い。

大晦日には、除夜の鐘を聴きながら、今年の七味五悦三会を思い出して、年を越すのが良いのだとか。

すべてが揃えば良い年だったし、なければ来年は良い年になりますように、ってことで。

今年は大変な年だったけど、思い出してみよ~。

「七味」

うん、美味しいものはたくさん食べた。

「五悦」

コロナ禍で、温泉もキャンプもなくなってしまったけれども、プチホームパーティやプチ宴会、ライヴにも行ったし、ささやかだけれど楽しかったことも結構あった。

そしてなんといっても猫と過ごした約一ヶ月。

ちょうど5月の外出自粛時で、家に閉じこもっていながらどんなに癒されたことか。

それだけで百悦に匹敵~!

「三会」

さて、これが難しい。

ただでさえ人に会ってないのに、新しい出会いなんて・・・。

ヒョンビン、ゴジラ、ガンダム・・・、どれも画面の向こうだし。

(夫は仕事で生ゴジラと生ガンダムには会っているけれども)

あ、入れ替りの激しい私の職場。

4人辞めて3人が新たに入って来た。

もはやパートのオバちゃんの私がもっとも古株で、だけどもその新人3人はコロナ禍中の入社だったから、リモートやらなんやらで顔を合わせる機会があまりなく、会っても互いにマスクをしてるので顔がよくわからない。

それを三会というのは無理過ぎね。

やっぱり七味五悦三会すべては揃わなかった。

だけども、こうして無事に年末を迎えられるのは、見えないところで頑張っている方々のおかげ。

ホントにお世話になりました。ホントにありがとうございました。

来年はもうちょっと良い年になりますように。

どちらがヤバい人か?

ずっと外出を控えていたのだけれども、買い物のついでにホントに久しぶりに「年内最後かもだし。ほんの一杯だけ。マスターに挨拶するだけ」と行きつけの店に立ち寄った。

あ~、生ビールってホントに美味しい。家で飲むビールと全然違う。

あっという間に飲んじゃって、チューハイを注文。

そのチューハイが美味しくて美味しくて、チューハイってこんなに美味しい飲み物だったっけ? 

ちょいと一杯のつもりで飲んで~♪、久々に会った常連さんと話がはずんで二杯目となり、さらに盛り上がって三杯目、楽しくって楽しくって四杯、五杯、いったい何杯飲んでしまったのか・・・?

昔はチューハイなんてちょっとバカにしてたようなところがあって、あまり飲まなかったのに。

あまりのチューハイの美味しさに目覚めて、ウチでもチューハイ作って飲もうと、買ってきたカップの焼酎。

するとそれを見た夫が「これってヤバい感じの人が買うヤツだよ」と言う。

そう? なんで? 

お金払って店を出てすぐに開けて飲む、っていうサイズらしい。

え~?

だって、ショッピングバッグに入るのってこれしかなかったんだもん。

じゃあ、取っ手がついてるような何リットル入りかの大きなペットボトルの方を買った方が良かったってわけ?

だけど、それだとバッグに入らないし、レジ袋は要りません、と言うわけだから、ボトルをそのまま手に持って歩いて帰ってくることになるわけだよね? あたしゃ、業者か?

その方がよほどヤバい人じゃない? っていうか、アブナいオバチャンじゃん? 人々がよけるよね?

すぐに飲むとは思われないようなサイズ、そんでもってバッグに入るサイズ、適度な量のサイズって販売してないのかな。なんでだろ?

そんなことを考えたけれども、ウチでチューハイ作って飲んでみたら、それほど感動的に美味しくはなくて、じゃあ、もうどうでもいいや。

大先生たちと猫

最近読んだかわいい本。

作家先生たちが、それぞれ猫について書いたエッセイ集。

大作家先生といえども、猫の前ではただの人になってしまい、猫の気まぐれに翻弄されて、喜んだり悲しんだりオロオロして、みんな猫にメロメロ。

当の猫は、相手がどんなに偉い先生であろうとも、そんなことには一切お構いなしのマイペース、ホントに猫ってば可愛すぎ!

それにしても、私の好きな作家さんはほぼ全員が猫派で、いや、仲良しの友人たちもほとんどが猫派で、いやいやそうではなくて逆に猫派の人々が醸し出す何かによって私の方が引き寄せられていくのかも?

某TV番組で本屋さんの特集をしていた中の一軒、猫のいる本屋さん。

あ~、ここに住んでしまいたい~。