自分のハマっている沼は世の人々に比べて浅いとはいえ、一時はハングルまで習おうと考えたりして、だけど、そろそろ抜け出したい。
だいたい私は何にハマっているのか?
韓流ドラマ?
そう思って他の韓流人気ドラマも観てみたが、今ひとつ面白く感じない。
じゃあ、ヒョンビン?
そう思って、他のヒョンビン主演ドラマも観てみたが、入り込めず一話目の途中でやめてしまった。
要は「愛の不時着」そのものにハマっているので、抜け出すための代替品はないのだ。
「どうかしている」と言った友人は、「愛の不時着」を観ながら泣いている自分自身を録画して、それを観たら冷めた、と荒療治を明かしてくれた。
そんな折に、別のドハマりしている友人から「愛の不時着」の展覧会が開催される旨、お誘いの連絡が来た。
HPには、未公開シーン、日本を巡回、グッズ等々の文字が並び、競争率が大変なことになっているらしい先行抽選予約だなんて、いやはや、ものすごい盛り上がり!
世の中の人々はこんなにも深い沼にハマっているのか・・・。
なんかね・・・。
じゃあ(何が「じゃあ」なんだ?)、私はもういいかな? ってな気分になった。
そうだった、私はあまのじゃくなのだった。
子供の頃、周囲のすべての人々が某新聞社の球団に夢中だったとき、私はスワローズを応援していた。
中学のとき、生徒会長で野球部のキャプテンだった男子に女子たちがトキめいていたときも、私はちっとも心が動かず、あまりパッとしない男子と仲良くしていた。
そんなわけで、ヒョンビンなだけにヒョンなことから思いもかけずにあっさりと、沼から脱出することとなりましたとさ。
めでたし、めでたし。