
職場の大繁忙期である確定申告が終わり、打ち上げ、そば懐石。
最初に出てきたのが、温泉卵にカニとウニとイクラが入った可愛い(痛風持ち方のからしたら恐ろしい)一品に、これは桜?桃かな?小枝が添えられていた。
これ、持って帰って挿し木にしたら咲くかもよ?
なんて話して、女子は全員持ち帰る方向で優しくティッシュにくるんでバッグにしまった。






宴は続き、メニューには飲んだことのない日本酒ばかりが並んでいたので、次々に注文。
どれも美味しくて五合くらいは飲んだであろうか、〆のお蕎麦とデザートが出てくる頃にはかなり酔っていたのだった。
案の定、記憶は曖昧で、花の小枝のことを思い出したのは翌々日。
バッグの中にそのままか?と思って探したけれどもなくて、ティッシュにくるんでたからゴミと思って捨てちゃったんだな、きっと、酔ってたしね、残念、かわいそうなことをしちゃった、なんて思いながらふと目をやると・・・。

うそっ! ちゃんと、水に挿していた。
それもコップやなんかにいい加減にではなく、お気に入りの水盤に浮かせる器にきちんと。
あの晩、私、酔って帰ってきてからこうしたんだね。
こんなことができたんだね。
えらいな~、私。 すごいな~、私。
咲くといいな~。








































